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ウエディング演奏現場の現状4

カテゴリー:演奏活動

久しぶりの更新ですぅ
私は夏が苦手なんです

よく「夏と冬やったらどっちがまし?」という会話をしますよね。
私は間違いなく 冬 と答えます。
今の時代は空調設備が行き届いているので
室内なら冬でも夏でもどちらも快適に過ごせるのですが
夏の外の暑さと湿気は、絶えられないですね。
それに夏は汗が出ると止まらなくなる・・
汗をかくことは身体には良いことなんでしょうが
身体はベタベタになるし、化粧は取れるし・・

結婚式も夏場はキツイですよね。
室内の結婚式なら問題ありませんが、
野外での挙式は最悪ですね。
見学に行かれた季節と実際に本番を行う季節が違うのはクセモノです。
本番の季節を確認されると良いですよ。

挙式のスタイルの話しです。
今は、非常に多様化していまして
教会式でも選択肢がたくさんあります。

まず、牧師さんの選択 
 ① 外国人牧師(日本語を話す)
 ② 外国人牧師(英語を話す)
 ③ 日本人牧師

キリスト挙式スタイルの選択
 ① 聖歌隊 2人(女)
 ② 聖歌隊 4人(男女各2人ずつ)
 ③ 聖歌隊 2人(男・女)
 ④ バイオリン+聖歌隊
 ⑤ フルート+聖歌隊

オルガン(キーボード、ピアノ)は必ず入ります。

オルガンは、イメージを大切にするところがあり
電子キーボードやエレクトーン、ピアノのところもありますが
どこもパイプオルガン風が多いですね

パイプオルガン風はこんな感じです。
オルガン

本物のパイプオルガンではなく、パイプオルガン風です。

もちろん、選曲は今流行りの曲を取り入れていますので
純粋な教会式とは音楽もかなり様変わりをしています。

音楽に関しては、私は古典的な考え方は嫌いなので
新しい斬新な選曲は賛成です

ただ、教会のイメージを崩さないというのが前提にありますので
あまり大きくイメージからかけ離れたものは、ボツになる場合もあります。

現在は、人前式というスタイルが増えてきていまして
このスタイルに関しては、斬新な考えのもと
オリジナリティーを出して行うところも増えてきています

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最近のウエディング現場 3

カテゴリー:演奏活動

梅雨に入ったのに毎日暑くが続いていますね

さて、ウエディングの挙式の話しですが
今は、教会式が圧倒的に多いので教会式
話しをします。
一昔前までは、教会で式を挙げようと思えばホントの教会に出向いていって
依頼しても信者でないと挙式などできなかったのですが
時代の流れとともに
キリスト教の信者でない人でも、何回か牧師さんの説法を聴きに教会に通えば
そこの教会で挙式を行うことができるという流れが90年代ごろにはでき
教会で結婚式を挙げる人も多くなりました。

しかし、教会で挙式をし、披露宴をどこか違う場所で行うと参列された方の
移動もあり大変ということになったのでしょうね。
業界では
ホテルや結婚式場の中にチャペルがどんどんできてきました。

今や、どこの会場もチャペルを常設しそこにオリジナリティを出し
お客様の誘致合戦をしています。

私は仕事がらたくさんの会場を見ていますので
あまり感動はないのですが
多分初めて見学されるカップルは、
「ここで挙式を挙げたい」と思うだろうなと
見た目に力を注いでいるところも多々ありますね。

とある場所に ヨーロッパのある セント○○教会
まるでホントの教会にいるかのような
レプリカ教会には驚きました。。。

最初からレプリカであるとわかってそこで挙式をするわけですから
別に問題はないかと思われますが
今、現在の業界は精神面の部分ではなく、
便利さ手頃さを優先するあまりに本質がずれてしまっているように
思います。
今は
神に誓う?のではなく形だけなのですね。

さて、そうはいっても私の仕事は挙式でオルガンを弾いている訳ですから
みなさんが結婚式を挙げて頂かないことには
仕事はなくなります。

なので、本音とタテ前はちょっと違うのですが
少し本音で書いてみました・・

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最近のウエディング現場 2

カテゴリー:演奏活動

もう今年も6月です
ホントに月日が過ぎるのは早いですね。
いつも季節が先に進んでいて衣替えする頃には次の季節が来ています
今年も梅雨の季節がやってきました。

6月はジューンブライドといって
直訳すれば「6月の花嫁」。6月に結婚した花嫁は幸せになれるというもともとはヨーロッパからの伝承です。
その由来は諸説があり、
(1)6月すなわちJune という月名が、ローマ神話の結婚をつかさどる女神であるジューノ "Juno"(ギリシア神話では女神ヘラもしくはヘーラー)からきているため婚姻と女性の権利を守護するこの女神の月に結婚すれば、 きっと花嫁は幸せになるだろう、とあやかってとする説。
(2)その昔、ヨーロッパでは、3、4、5月の3ヵ月間は結婚することが禁止されていて6月は結婚が解禁になる月であるため、6月になっていっせいにカップルたちが結婚し、 周りの人達からの祝福も最も多い月だったとする説。
(3)ヨーロッパの6月は1年中で最も雨が少なく良いお天気が続くため、はつらつとした季節の始まり、若者の季節と呼ばれ季節的環境がベストな月であり、 加えて復活祭も行われる時期であることから、ヨーロッパ全体が祝福ムードで溢れ、6月の花嫁は幸せになれるとする説などがあります。

(文献からの抜粋です。)


多分上記の節の由来が日本でも影響があり
6月に入ると日本のウエディング業界もトップシーズンになります。
挙式も普段 1~4本くらいが
1日 最高9本まで増えます

ここからは、私の本音裏ネタですが、
業界的には、本数が増えることは喜ばしいことですが
なぜ、挙式が立て込む6月を選んでわざわざ結婚式をするのかなと思ってしまいます

① まず、雨になる確率が高くなります。

  昨年の挙式の例でいくと、5本仕事が入ったある6月のある日
  朝から模様・・

  そこのハウスウエディング会場は、教会式の後チャペルからでると
  目の前に広がる青い空、そこには長い白い階段
  参列された方からのウエディングフラワーシャワ~の予定でした

  何本かは、雨のやみまに外でフラワーシャワーをしましたが
  挙式後 普通なら オルガン演奏のBGMにて参列者の方々はおごこかに
  チャペルをあとにするのですが・・
  その日の2本は、挙式後も延々BGMを弾きつづけて・・
  それでもお客様は、着席されたまま演奏ストップの合図はこず
  ようやくお客様が動くき始めて向かった先は、室内の階段・・
  そこでのフラワーシャワーでした

  別に最初からすべての方が、室内でのフラワーシャワーならなんら問題はないと
  思いますが
  外でフラワーシャワーができたカップルと
  できなかったカップルでは、えらく差ができてしまい天気でここまで明暗を分けるのかと
  少しそばで見ている私は複雑に思います。
  もちろん本人さんたちは、比較するものはないので大満足でしょうが・・
  ヨーロッパでは、6月は雨も少なくベストシーズン
  でも、日本の6月は、梅雨 あまり結婚式に向いているとは思えませんね。
  (個人的見解です。)

② 上記の理由から、6月はどこの会場も混雑します。
   混雑する時期に挙式・ウエディングは避けた方が良いと思います。

   当然、どこの会場もお客様の争奪戦ですから1本でも多い方が良いでしょうし
   スタッフも会場側も、6月挙式をするお客様に対して
   満足してもらえるよう最善はつくしていると思いますが・・

   挙式がたくさん連続である場合・・
   演奏する私たちも流れ作業と妙な緊張感に襲われます
  
   同じことの繰り返しであれば、まだ良いのですが
   今は演奏内容の多様化で、曲目差し替えだけではなく
   教会式・人前式の入れ替えで牧師さんがいなくなるパターンもあり衣装着替えあり
   それ以外にお客様の企画もの・・
   失敗が許されない現場なので
   非常に気を遣います
   
   挙式と挙式の間、最短30分・・
   の間に衣装も式スタイルが違うと着替え、曲目も確認し
   譜面を並べ替え・・とにかくあわただしく時が流れていきます。

   演奏する側だけで言えば トップシーズンでなければ、
   心の余裕が全然違いますね。
   
   今から結婚を考えている方は、よ~く考えてみてね
   
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最近のウエディング現場

カテゴリー:演奏活動

すっかりインフルエンザの話題はどこへやら・・の今日この頃
私はあまり電車にに乗らないのでインフルエンザ騒動の期間中の街の様子は全く知らないのですが
生徒さんたちの話しによると
マスコミが騒いで学校が休校になっていた週は、ほぼ90%の人がマスク
していたらしいですね。
異様な光景ですよね
でも、今では何事もなかったかのようにマスクをしている人は激減
学校が休校したことにより、あちこちでイベントが中止になり
フリーで仕事をしている私も、大いに迷惑をこうむりました

その週、私が仕事で行っているホテルの挙式もご本人様からのキャンセルで中止になりました。
状況的には仕方がないとは言え少し複雑な気持ちです

さて、今ウエディングの現場は
披露宴の生演奏は激減していますが
挙式は生演奏が主流です。
私も挙式演奏の仕事に行ってます

一昔前までは、挙式といえば神前式が主流で
教会式などありませんでした。
90年代に入り、教会式が少しずつ増えてきて
でもまだその時代は、ホテル教会がなく
教会式希望するカップルは、本当のに行き
そこで挙式をして、披露宴はホテルで・・という
感じでした。

時代も流れ90年代後半あたりから
ホテルの中にチャペルがどんどんでき
ホテルだけではなく、2000年代になるとハウスウエディングなるものが
どんどん増えてきました。

昨今は、挙式も非常に多様化していまして
お客様のご要望なら、何でも取り入れてもようという姿勢
どこのホテルも他ではやっていない企画を求めたがり
どんどん進化しています。

まず、ホテル・ハウスウエディング・結婚式場での挙式の今をご紹介します。
最近は、どこでも披露宴会場のそばに教会もどきを作っています。
これは、本当の教会ではないことはわかると思います。

う~ん裏ネタをどこまで披露していいのか悩みますね。
今から結婚するみんなの夢を壊したくないので本当の教会ではない・・
というところから察し下さ~い。
今からの話しは私が仕事をしているところの話しですので
すべてがこうだというわけではありませんので誤解のないように・・

挙式スタイルの話しをします。
今は、お客様が選択できる選択肢がたくさんあります。
まず、挙式スタイル
大まかに 
神前式・教会式・人前式
パーセンテージの推移もおもしろいのですが
一昔前は、神前式が80~90%
それがどんどん教会式に変わっていき2000年初頭は
教会式が90%を占めていました。
それが、最近は人前式が増えてきて
正確な割合はわかりませんが、私の推測では教会式が70% 人前式 20% 人前式10%
とこんな感じだと思います。

少しずつ、次回より内容の話し書いていこうと思います。

ウエディング現場
ここは、私が演奏の仕事をしているチャペル現場です。


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ウエディング演奏現場の現状

カテゴリー:演奏活動

ウエディング演奏現場の話しです

結婚式を挙げる場所といえば、一昔前は、ホテル・結婚式場が一般的でした。

時代の流れ・変化に伴い随分ウエディングも形が変わってきています
現在は、結婚式を挙げるとしたら・・
ホテル・結婚式場・ハウスウエディング・レストランウエディングなどが主流です

それぞれ特徴よさはあると思いますが、この不況の中でも
どんどんウエディングの会場は増えています。

結婚雑誌・・ゼクシィというのがあります。仕事柄この雑誌で時々チェックしますが
どんどん分厚くなっていくのには驚かされます
私がかかわる部分は、生演奏という部分だけなのですが
これだけ会場がたくさんあり競争も激しくお客様の取り合いで
中のスタッフは大変だと思います。

まず、生演奏の現場ですが
昔は、ホテル=エレクトーン演奏という時代がありました。
しかし、それは遠い昔のことで
今は、CD.MD 音質の向上により 生演奏をオーダーされる方は非常に少なくなってきています。

 まず、生演奏のデメリットな部分は 奏者派遣に費用がかかるという点です。
ましてエレクトーンが置いてある会場はほとんどなく持ち込みとなれば
楽器レンタル代・運送代までかかり相当な費用がかかります。
そりゃあ、少なくなりますよねぇ
よほど音楽が好きである。自分が演奏できる。ということがない限りなかなか
披露宴に生演奏を入れる方はありません。

しかし、ウエディングでの音楽は不可欠なもので
音楽での演出は最も重要な部分です
 生演奏のよさは、音源では対応しきれない
各シーン・場面にタイミング良くで盛り上げ演出をすることができます。
生演奏での演出は
CD.MDでは味わうことができない迫力があります。

現在、披露宴での演奏は非常に少ないですが
挙式は、生演奏が主流です
挙式生演奏については次回のブログで・・

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